ワンルームマンション投資は気になるけど
詐欺が怖い!という方へ。
この記事を読んでほしい人
・ワンルーム投資を検討中
・詐欺に引っかかりそうで怖い…
・先に詐欺手口を知っておきたい!
ワンルームマンション投資って
詐欺が多そうですよね。
この記事では、ワンルーム投資の
詐欺手口を徹底調査しました。
結論、ワンルーム投資の詐欺に
遭わないようにするためには
業者選びが超重要。
なぜなら、、、
・詐欺は時代に合わせて変容するから
・プロでも見分けるのが難しいから
・大手でも騙されるケースがあるから
カンタンに見分けがつくパターンもあれば、
見分けるのが非常に困難なものもあります。
詐欺会社と関わってしまう前に、
しっかりと会社選びの段階で
フィルターにかけておきましょう。
目次
ワンルームマンション投資の詐欺手口【購入編】
ワンルームマンション購入時の
詐欺手口がこちら。
・価格上乗せ詐欺
・サブリース(家賃保証詐欺)
・クラウドファンディング詐欺
・海外不動産詐欺
・手付金搾取詐欺
・買取保証付き詐欺
・婚活サイト詐欺(デート商法)
・融資詐欺
・収支シミュレーション詐欺
・満室偽装詐欺
・二重譲渡詐欺
それぞれ解説します。
価格上乗せ詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
1つ目は価格詐欺。
どんな詐欺かというと、
仲介業者が本来の価格よりも
不当に上乗せするというもの。
たとえば、1000万円で仕入れたものを
1500万円で販売するなど。
本来であればもっと安く買えたところを
べらぼうに高くされたら嫌ですよね。
ちなみに、このスキームのことを
三為契約といいます。
出典:ファミリーエージェント
サブリース(家賃保証詐欺)
ワンルームマンション投資詐欺の
2つ目はサブリース詐欺。
サブリースそのものは
詐欺というわけではありませんが、
トラブルが発生しやすい部分です。
たとえば、サブリースは基本的に
保証賃料が減額してきますが、
それを知らずに契約してしまうなど。
ずっと同じ賃料を保証して
もらえるわけではないので注意が必要です。
また他にも、、、
・一生保証されるわけではない
・一方的に解約される場合がある
・こちらから解約すると違約金あり
など、こちらにとって
不利な要素が結構あります。
なのでサブリースで契約する場合は
条件をよく確認しておきましょう。
クラウドファンディング詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
3つ目はクラウドファンディング詐欺。
これは比較的新しい手口です。
クラウドファンディングそのものは
詐欺には当たりませんが、集めたお金を
持ち逃げした事例があります。
クラウドファンディングというサービス形態が持ち上がった当初は、派手な商品やサービスをぶち上げて資金を集め、そのまま持ち逃げしてしまう、という行為も見られました。
今は市場が確立されてきたので
持ち逃げリスクは小さくなりましたが、
それでも持ち逃げに似たような
ケースはまだあるそうです。
中には、ポイントサイトで
高ポイントがつく案件もあり、
それが理由で安易に投資して
しまう人もいます。
持ち逃げにあってからでは遅いので、
会社情報は事前にしっかり
チェックしておきましょう。
海外不動産詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
4つ目は海外不動産詐欺。
わかりやすいケースでいうと、
完成する前に会社がなくなるというもの。
海外不動産は工事途中の
物件を販売するのが主流なので
そこは問題ないのですが、
突然会社がなくなるリスクがあります。
また、現地の物件を見にいくには
ハードルが高いので細かい情報が
わかりづらい。。
細かい情報がわからないと
勘違いを利用した詐欺に遭いかねません。
海外不動産に投資をする場合、
日本国内以上に慎重になりましょう。
手付金搾取詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
5つ目は手付金詐欺。
どんな詐欺かというと、
手付金を支払ったのに持ち逃げされ、
実際の物件は手に入らないというもの。
支払い直後に会社が倒産したり
連絡が全くつかなくなるケースがあります。
手付金は物件価格の
5〜10%なので失えば大きな損失。
「早くしないと物件が売れてしまう」
などと急かされても手付金を焦って
支払わないようにしましょう。
買取保証付き詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
6つ目は買取保証付き詐欺。
どんな詐欺かというと、買取保証なのに
買取してもらえないというもの。
たとえば、、、
・口約束をしたが買取してもらえない
・担当者が退職で買取してもらえない
・会社が倒産して買取してもらえない
特に、明確な金額を
提示された場合は要注意。
物件を売却する際、
ある程度の予測はつけられますが
景気の状態や周辺環境など
要因によって値段は変わります。
ピンポイントでの予測は困難なので、
「○○○万円で買取ります」という場合は
怪しいと思った方がいいでしょう。
婚活サイト詐欺(デート商法)
ワンルームマンション投資詐欺の
7つ目は婚活サイト詐欺。
どんな詐欺かというと、
婚活パーティーなどで出会い、
仲良くなったところでマンション購入の
勧誘をされるというもの。
別名、デート商法ともいいます。
恋愛感情を利用しており、
「嫌われたくない」
「お金がないと思われたくない」と
断りきれずに購入してしまう人が多いです。
ネット上で異性と知り合う際は
十分に気をつけましょう。
融資詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
8つ目は融資詐欺。
ローンを組むタイミングも注意が必要です。
たとえば、
源泉徴収のコピーを偽造して
ムリに融資付けするケースがあります。
当然ですが、融資を組む際に
審査書類の改ざんはしてはいけません。
最悪の場合、一括返済を求められることも。
他にも、住む予定がないのに
居住用住宅ローンとして融資を組むなど、
詐欺会社は形を変えて融資元を
だまします。
こういった形で
あなたが直接的に詐欺を受けなくとも、
間接的に詐欺に巻き込まれることもあるので
注意しましょう。
収支シミュレーション詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
9つ目はシミュレーション詐欺。
どんな詐欺かというと、
計上するべきマイナスを含めずに
甘いシミュレーションを提示して
購入につなげようとするもの。
たとえば、、、
・固定資産税を想定していない
・リフォーム費を想定していない
・家賃が下がることを想定していない
と、想定していない部分が多いと
正しい物件選びができません。
特に、不動産投資がはじめたてで
全ての要素を把握していない場合、
シミュレーションに欠陥があったとしても
気づくのが難しい。
シミュレーションを提示されても
そのまま鵜呑みにしない
ようにしましょう。
満室偽装詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
10個目は満室偽装詐欺。
どんな詐欺かというと、
満室のようにみせかけて
高く売りつけるというもの。
空室より満室の方が高く売れるので
サクラを入れて満室を装う
詐欺会社もあるようです。
対策として、事前に
レントロールで入居日を確認したり
現地に足を運んで本当に住んでいるか
チェックするのがおすすめ。
二重譲渡詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
11個目は二重譲渡詐欺。
どんな詐欺かというと、
購入代金は払ったのに物件が
別の人のものになっているというもの。
以下のような構図です。
出典:at home
購入代金をまるっと
騙し取られない様に注意しましょう。
対策としては、、、
・登記の日付をチェック
・登記が売主になっているかチェック
することで見極められます。
ただし、もう一方の買い手が
詐欺に加担している場合、
登記をみるだけでは見極めが困難。
となるとやはり、
信頼できる不動産業者を
選ぶことがポイントになります。
社歴が長いかどうかや
実績がしっかりあるかどうかを
事前に確認しておきましょう。
ワンルームマンション投資の詐欺手口【売却編】
ワンルームマンション売却時の
詐欺手口がこちら。
それぞれ解説します。
査定価格詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
12個目は査定価格詐欺。
どんな詐欺かというと、
売却価格の相場をわざと低いように
みせて契約を迫るというもの。
たとえば、
業者に事例を見せてもらい
1000万円で納得して売却したのに、
実際は相場が1200万円だったなど。
割安な事例だけ集めてしまえば
相場を安く見せることは可能なので、
業者が提示する事例だからといって
信じすぎないようにしましょう。
囲い込み
ワンルームマンション投資詐欺の
13個目は囲い込み詐欺。
どんな詐欺かというと、
他の不動産会社に売却させない
というもの。
なぜそんなことをするかというと、
自社で買い手をつけると
手数料で儲けられるからです。
単純計算で2倍になります。
出典:宅建士さやか
たとえば、レインズ経由で
買い手をつけた場合、買い手からの
手数料はレインズに入るので
詐欺会社の儲けは減ります。
詐欺会社は売り手と買い手の両方から
手数料をもらうために囲い込みを
するわけです。
ちなみに、どうやって
囲い込みをするのかというと、
・問い合わせがくる
・すでに契約予定があるといって断る
・上記を繰り返す
と、詐欺会社は問い合わせを
はねのけて囲い込みをします。
問い合わせが全くこない場合は要注意。
囲い込みの疑いがあるので、
できれば他の不動産会社に
お願いして物件確認の電話を
してもらいましょう。
まとめ買い詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
14個目はまとめ買い詐欺。
どんな詐欺かというと、
まとめて買うとみせかけて
一部キャンセルするというもの。
割高な物件はキャンセルし、
割安な物件はそのまま購入することで
都合のいい取引に持ち込む業者もいます。
つまり、高く買うフリをしているだけ。
まとめ買いを提案された場合、
キャンセルされるケースも
想定しておきましょう。
契約誤認詐欺
ワンルームマンション投資詐欺の
15個目は契約誤認詐欺。
どんな詐欺かというと、
気づいたら違う契約書に
サインさせられていたというもの。
たとえば、媒介売却を依頼したつもりが
売買契約をしていたという
パターンがあります。
この場合、ただ単に
買い手を探したいだけだったのに
その会社に物件を売るハメになります。
契約書にサインする際、
よく内容を確認しましょう。
疑うべき不動産投資会社の特徴5つ!
疑うべき不動産投資会社の特徴がこちら。
・強引な営業
・デメリットを隠す
・不動産に関わる免許がない
・HPに代表者の写真がない
・物件情報があいまい
ぜんぶ当てはまるなら要注意。
すでに相談した会社であれば
急かすような営業だったか?
リスクはちゃんと納得いくまで
説明してくれたか?
これから検討する会社であれば
免許はあるか?代表者の顔は見えるか?
を確認しましょう。
悪徳業者の詐欺を未然に防ぐ方法
悪徳業者の詐欺を
未然に防ぐ方法がこちら。
・相場を知る
・第3者の意見を取り入れる
・納得できるまで質問する
それぞれ解説します。
相場を知る
詐欺を未然に防ぐ方法の
1つ目は相場を知ること。
当然ですが、相場がわからなければ
割高であることに気づけません。
事例があるからといって
業者が提示する相場を鵜呑みにしてしまうと
高値掴みしてしまうかも。
購入と売却のどちらであっても
相場は知っておきましょう。
ちなみに、相場感は
不動産投資ポータルサイトで
物件を観察することで養えます。
同じ条件で絞り、
ひと通り見ていくと相場がわかります。
第3者の意見を取り入れる
詐欺を未然に防ぐ方法の
2つ目は第3者の意見を取り入れること。
主観だけでは詐欺に気付けない
場合もあるので客観的な意見は
参考になります。
特に、不動産投資をはじめたての場合、
何もわからないので業者選びを
間違えるとそれこそカモ。
口コミ・評判をリサーチしたり、
知り合いに不動産投資家がいれば
積極的に話を聞いてみましょう。
完全中立なセカンドオピニオンならこちら。
納得できるまで質問する
詐欺を未然に防ぐ方法の
3つ目は納得いくまで質問すること。
質問して異変に気づいたら
すぐに身を引きましょう。
逆に、何も質問せずに
相手のペースのまま話が進んでしまうと
違和感にも気づきにくいです。
モヤっとしたらすぐ聞くこと。
たとえば、、、
・なぜ〜〜なのですか?
・〜〜の根拠はありますか?
・〜〜になった場合どうなりますか?
と、踏み込んだ質問をしましょう。
もちろん、詐欺会社の場合
致命的な部分はうまく
ごまかしてくるでしょう。
イチバンは良いのは
そういった業者に当たらないことですが、
質問することで異変に気づけば
早めに身を引けます。
詐欺にあった場合の対処法
詐欺にあった場合の対象法がこちら。
・不動産協会に相談する
・弁護士に相談する
・すぐに売る
それぞれ解説します。
不動産協会に相談する
詐欺にあった場合、
不動産協会に相談するのも1つの手。
経験豊富な相談員が
電話で対応してくれます。
弁護士に相談する
詐欺にあった場合、
弁護士に相談するのも1つの手。
弁護士は法律に詳しいので
契約締結後でも解決に導いてくれる
可能性があります。
弁護士の探し方がこちら。
・友人に紹介してもらう
・インターネットで検索して探す
・法律相談センターに電話する
法律相談センターは15分程度あれば
無料で相談に乗ってくれます。
すぐに売る
詐欺にあった場合、
すぐに売るのも1つの手。
これ以上マイナスが膨らむ前に
売るというのもありでしょう。
特に、新築物件の場合
資産価値が急落しやすいので。
なんとかして持ち直そうとしている間に
資産価値がどんどん下がれば
痛手が大きくなってしまいます。
今という時間は戻ってこないので、
すぐに売るという選択肢も
視野に入れておきましょう。
詐欺られない信用できる会社とは?
詐欺られない信用できる
会社の特徴がこちら。
・社歴が長い
・実績がある
・HPがしっかりしている
・業界団体に入っている
・免許取得あり
上場しているかどうか?
もチェックポイント。
上場するには厳しい審査に
通過する必要があるため、
一定の信頼がおけます。
ちなみに、不動産投資の上場企業がこちら。
>>グローバルリンクマネジメント
>>シノケンハーモニー
>>FJネクスト
まとめ
これまでの情報をざっくりまとめると、
・不動産投資の詐欺の種類はさまざま
・視野を広くして詐欺を回避しよう
・事前の情報収集が大事
イチバンは詐欺会社に当たらないこと!
とりあえず目についた
不動産会社へ面談にいくと
詐欺に当たる可能性があるので
少々危険です。
まずはどんな不動産投資会社があるか?
信用できる会社かどうか?
入念にリサーチしましょう。